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カテゴリー別アーカイブ: 日記

第8回訪問介護雑学講座

 

皆さんこんにちは!

ライフケアサポートONE合同会社、更新担当の中西です。

 

【シリーズ⑧】これからの訪問介護と、私たちの思い

~人とテクノロジーが共に支える、未来の介護へ~



このシリーズを通して、訪問介護の役割ややりがい、地域とのつながりについてお伝えしてきました。今回はこれからの訪問介護がどのように進化していくのか、そして私たちライフケアサポートONE合同会社が大切にしている想いについてお話しします。


■ テクノロジーとの融合で、介護の質を高める

 

近年、**ICT(情報通信技術)やAI(人工知能)**を活用した介護支援が急速に広がっています。

  • 介護記録の電子化・自動化により、現場スタッフの負担軽減と情報共有のスピード向上が実現

  • 見守りセンサーや遠隔モニタリングによって、24時間体制の安全管理が可能に

  • 音声入力やタブレット端末を活用したリアルタイム記録で、記録とケアの“両立”がしやすく

これらの技術は、「より安全に」「より効率よく」介護を提供するための大切なパートナーとなっています。
私たちも、こうしたテクノロジーの力を積極的に取り入れ、“人が人を支える時間”にもっと集中できる環境づくりを進めていきます。


■ それでも、介護は“人のぬくもり”が基本

 

どんなにテクノロジーが進化しても、介護の本質は変わりません。
それは、「人が人に寄り添う」ということ。

  • 何気ない会話に、安心を感じてもらう

  • そっと手を差し伸べることで、信頼を築いていく

  • ご利用者様の表情や声のトーンから、小さな変化に気づく

これらはAIやセンサーには決して代替できない、“人だからこそ”できるケアです。
訪問介護は、たった1人のお宅を訪ねる小さな仕事に見えるかもしれません。
しかし、その一歩一歩が、ご利用者様の「生きる力」につながる。
私たちは、そんな“人の力”を信じています。


■ これからも、大切にしたい3つのこと

 

私たちがこれからも変わらず大切にしたいのは、以下の3つの想いです。

  1. 地域に根差した介護
    ご利用者様だけでなく、そのご家族や地域全体と寄り添い合い、共に歩む存在でありたい。

  2. 笑顔をつくる介護
    身体のケアだけでなく、心のケアも大切にし、「今日もあなたに会えてよかった」と思ってもらえる関係を目指します。

  3. 未来を見据えた介護
    技術革新や社会の変化に柔軟に対応しながら、持続可能で安心できる介護サービスを提供し続けます。


■ 最後に

 

訪問介護は、今後ますます重要な存在となっていくでしょう。
私たちは、これからも「介護=重たいもの」というイメージではなく、**“人生を明るく照らす存在”**としての訪問介護を目指していきます。

シリーズを通して訪問介護について少しでも興味や理解を深めていただけたら嬉しく思います。
そして、今後ご自身やご家族が介護を必要としたときに、安心して「相談できる存在」として、私たちライフケアサポートONE合同会社を思い出していただけたら幸いです。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。


 

次回もお楽しみに!

 

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第7回訪問介護雑学講座

皆さんこんにちは!

ライフケアサポートONE合同会社、更新担当の中西です。

 

【シリーズ⑦】地域とつながる訪問介護~私たちの使命~

~介護の枠を超えて、地域を支える存在へ~


私たちライフケアサポートONE合同会社では、ご利用者様の「日常の暮らし」を支えるだけでなく、地域社会全体と連携しながら安心と笑顔を届ける介護を目指しています。訪問介護員は、ただ家事や身体介助を行うだけの“作業者”ではありません。
実は地域を守る“目”であり、“つながりの担い手”でもあるのです。


■ 地域包括支援センターとの連携

 

訪問介護の現場では、地域包括支援センターとの密な連携が欠かせません。

  • 「最近物忘れが多くなってきたかも…」

  • 「同じ話を何度も繰り返すようになった」

  • 「以前より生活のリズムが乱れている」

こうした日々の小さな変化を、訪問介護員がいち早くキャッチし、包括支援センターへ報告・相談することで、認知症の早期発見虐待の未然防止につながるケースもあります。

ご本人の変化に最も近い立場にいるからこそ、医療や介護、行政など他の専門職と連携して地域全体を支える“橋渡し役”になるのが私たち訪問介護の使命のひとつです。


■ 孤独死を防ぐ役割も

 

ご利用者様の中には、身寄りが少なかったり、近所とのつながりが薄い方もいらっしゃいます。
そのような場合、**訪問介護の定期的な訪問そのものが「命を守る見守り」**になります。

  • 予定された時間に応答がない

  • 家の中の様子がいつもと違う

  • 急な体調不良を訴える

こういった異変にすぐに気付き、早期の対応ができるのは、日常的に信頼関係を築いている私たち訪問介護員だからこそ。
実際に、倒れていたご利用者様を早期発見して救急搬送に結びつけたという事例も少なくありません。

介護の枠を超え、「人の命と尊厳を守る役割」を担う大切な存在――それが訪問介護なのです。


■ 地域全体の支え合いを生む存在に

 

また、近年では訪問介護が地域住民やご家族との間に新たなコミュニティのつながりを生むケースも増えてきました。

  • 一人暮らしの高齢者の状況を近所の方にも共有しやすくなる

  • ご家族の介護負担を軽減し、笑顔の時間が増える

  • 地域の見守りネットワークが強化される

これらはすべて、訪問介護員の「日々の声かけ」や「変化への気付き」から生まれる連携の輪です。
地域全体で支え合い、孤立を防ぎながら、高齢者も介護者も“安心して暮らせる地域づくり”が、私たちの最終的な目標です。


■ 最後に

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
私たちライフケアサポートONE合同会社は、「暮らしを支える」「命を守る」「地域をつなぐ」存在として、これからも一人ひとりの人生に寄り添いながら、まごころのこもった支援を続けてまいります。

あなたやご家族が、安心して、そして笑顔で暮らせる毎日を送るために。
地域の一員として、私たちはこれからも共に歩んでいきます。

どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。

次回もお楽しみに!

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第6回訪問介護雑学講座

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【シリーズ⑥】「ありがとう」が原動力!

~訪問介護ヘルパーのやりがいって?~

訪問介護の仕事は、身体のケア、生活の支援、そして“心の寄り添い”まで、人と人との関係の中で成り立つサービスです。


一見、地味で体力がいる仕事。でも、その毎日の中にはたくさんの感動や、かけがえのないやりがいが詰まっています。

今回は、実際に現場で働くスタッフの声も交えながら、「訪問介護のやりがい」についてご紹介します。


■ 利用者の笑顔が、何よりのご褒美

 

「あなたが来てくれると元気が出る」
「今日も来てくれてありがとう」
たった一言でも、そこには本音の感謝が詰まっています。

ある日、長らく寝たきりだった利用者さんが、ほんの少し立ち上がり、短い距離を歩けたことがありました。
その姿を見たとき、そしてご本人が「私、やればできるね」と笑ったとき、思わず私たちも涙ぐんでしまいました。

この仕事のやりがいは、“人の変化に寄り添える”ことにあります。


■ 別れの瞬間にも、温かい言葉が残る

 

介護の現場では、利用者さまの最期を看取ることも少なくありません。

もちろん、慣れることなどありません。
けれど、ご家族から「自宅で過ごせてよかった。ありがとう」と言われたとき、私たちは「自分たちの仕事が人生の一部に関わっていた」と感じます。

喜びだけでなく、悲しみも一緒に受け止める――それが訪問介護という仕事です。


■ 仲間との支え合いが、明日への力に

 

訪問介護は一人で現場に出ることが多い仕事です。
でも、事業所に戻れば、悩みを分かち合える“仲間”がいるのもこの仕事の魅力です。

  • 「こんなとき、どう対応したらいい?」

  • 「うちも似たケースあったよ、大丈夫!」

  • 「ありがとう、また頑張れる!」

そんな会話が日々飛び交う中で、一人じゃないという安心感が、日々の仕事の支えになります。


▶ まとめ:小さな「ありがとう」が、大きなやりがいになる

 

訪問介護は、決して派手な仕事ではありません。
でも、そこには人と人とのつながりがぎゅっと詰まっていて、たくさんの「ありがとう」が飛び交う現場です。

「誰かのためにできることがある」
「誰かの生活を守れる存在でいられる」
それが、訪問介護の最大のやりがいです。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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第5回訪問介護雑学講座

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ライフケアサポートONE合同会社、更新担当の中西です。

 

 

【シリーズ⑤】ご家族の不安を解消するQ&A集

~はじめての訪問介護でも安心のために~

訪問介護の利用を始めるとき、ご本人よりもご家族の方が不安や疑問を抱えることが多いのが現実です。


「本当に家を任せて大丈夫?」「どこまで頼めるの?」「急に都合が悪くなったら?」――そうした声にお応えする形で、よくある質問とその回答をまとめたQ&A集をご用意しました。

どれも実際によくいただくご相談ばかりです。ご家族の心配を少しでも和らげるヒントになれば幸いです。


Q1:留守中でもヘルパーに来てもらえますか?

 

A:はい、可能です。鍵の管理方法をご相談のうえ、安全に訪問いたします。

ご本人がご自宅にいらっしゃらない時間帯でも、鍵の事前預かりやキーボックスの設置などで、適切に対応しています。鍵の管理方法については、ご契約時に詳細に取り決めを行い、万全の体制で安全を守ります。

もちろん、鍵の取り扱いには細心の注意を払い、スタッフ全員が取り扱いルールを厳守しています。


Q2:ヘルパーが途中で代わることはありますか?

 

A:基本的には同じ担当者が継続して訪問します。ただし、体調不良や事情によって交代する場合もあります。

継続的に関わることで信頼関係が築けるよう、可能な限り“同じ顔”で訪問できるよう配慮しています。

どうしても交代が必要な場合でも、担当者間で丁寧に情報を引き継ぎ、利用者さまやご家族が不安を感じることがないよう細心の注意を払います。


Q3:男性の高齢者に、女性のヘルパーが来ても問題ない?

 

A:ご希望に応じて、同性スタッフを配置することも可能です。

介助の内容によっては、利用者さまが異性の介助に抵抗を感じるケースもあるかと思います。その場合には、同性のスタッフを調整して対応させていただきます。

私たちは、「利用者さまの安心・尊厳」を何より大切にしています。遠慮なくご希望をお伝えください。


Q4:急に都合が悪くなってキャンセルしたいときは?

 

A:できるだけ早めにご連絡ください。キャンセル料がかかる場合もありますが、柔軟に対応します。

急な体調不良やご家族の事情で、当日キャンセルが必要になることもありますよね。
そんなときは、まずはご連絡を。可能な範囲で対応を調整し、状況に応じてキャンセル料の有無も検討させていただきます。

「相談できること」が、私たちのサービスの一部です。どうか気兼ねなくご連絡ください。


🔸 その他にも、こんな声が…

 

  • 「ヘルパーさんが話し相手にもなってくれるの?」 → はい、お話を聞くことも大切なケアの一部と考えています。

  • 「どこまでお願いしていいのかわからない」 → 契約時にサービス内容をしっかりご説明し、ご希望に応じて柔軟に対応します。


▶ まとめ:安心して「訪問介護のある暮らし」をスタートするために

 

初めての訪問介護は、わからないことが多くて当然です。
でも、一つ一つの不安に丁寧に向き合い、安心へとつなげていくのが私たちの役割です。

どんな些細なことでも、「これ、聞いてもいいのかな?」と思うことでも、どうぞお気軽にご相談ください。

次回もお楽しみに!

 

 

 

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第4回訪問介護雑学講座

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ライフケアサポートONE合同会社、更新担当の中西です。

 

 

 

【シリーズ④】訪問介護を受けるにはどうしたらいいの?

 

 


今回は「そろそろうちの親も訪問介護が必要かも…」と思ったときに、**どのように手続きすればいいのか?**を詳しくご紹介します。

なんとなく「介護って手続きが複雑そう」「どこに相談すればいいの?」と感じている方も多いかもしれませんが、流れを知っておけば安心です。では、ステップごとに解説していきましょう!


■ ステップ①:要介護認定の申請

 

訪問介護を利用するには、まず「要介護認定」を受ける必要があります。
これは、市区町村の介護保険窓口で申請します。本人または家族、もしくは地域包括支援センターの職員が代理で行うこともできます。

申請後、以下のプロセスで介護度が決定します:

  1. 認定調査員が自宅へ訪問し、本人の心身の状態について調査を実施

  2. 主治医の意見書(医療面の診断)を提出

  3. 介護認定審査会で、要支援1~2/要介護1~5のいずれかに判定

この結果により、どの介護サービスをどのくらい利用できるかが決まります。


■ ステップ②:ケアマネジャーを選ぶ

 

介護度が決まると、次は「ケアマネジャー(介護支援専門員)」が登場します。
ケアマネジャーは、介護サービスの全体設計を担う“司令塔”のような存在で、ご本人と家族の希望に耳を傾けながら「ケアプラン」を作成します。

ケアマネジャーの役割はとても重要です。サービスを組み合わせて最適なプランを作り、訪問介護の事業所とも連携をとってくれます。
地域包括支援センターや居宅介護支援事業所に相談すれば、紹介してもらえますよ。


■ ステップ③:訪問介護事業所との契約

 

ケアプランが完成したら、次はその内容に沿って訪問介護事業所と契約を結びます。
ここでようやく、実際にサービスを提供する私たちのような介護スタッフが登場します。

契約後には「初回訪問」を実施し、ご利用者の生活状況やお困りごとを丁寧にヒアリングしながら、サービス内容を細かくすり合わせていきます。
「どの時間帯に訪問してほしいか?」「どのような支援が必要か?」といったことを相談し、無理のないサポート体制を整えます。


■ 最初の一歩は“相談”から

 

訪問介護は、制度の枠の中で動いているサービスですが、ご本人とご家族の気持ちを何より大切にしたいと、私たちは考えています。

「いきなり手続きをするのは不安…」という方も、まずは地域包括支援センターや、私たちのような訪問介護事業所へ気軽に相談してみてください。

介護は、誰かに頼ってもいいものです。一緒に考えながら、心地よい介護のかたちをつくっていきましょう。

次回もお楽しみに!

 

 

 

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第3回訪問介護雑学講座

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【シリーズ③】「身体介護」と「生活援助」の違いって?

 

 


今回は、訪問介護サービスを語るうえで絶対に知っておきたい基本中の基本、「身体介護」と「生活援助」の違いについてご紹介します。

訪問介護は、ご自宅での生活を支える大切なサービスですが、実は「身体介護」と「生活援助」に分けられていて、それぞれに役割とルールがあります。「あれもお願いできる?これは無理なの?」と混乱しがちな方も多いかもしれませんので、わかりやすく解説していきます!


■ 身体介護とは?

 

「身体介護」は、利用者さまの身体に直接かかわる介助を指します。
つまり、「手を添えて」「体を支えて」行うような、日常生活の基本的な動作をお手伝いするものです。

たとえば、以下のような介助が身体介護に該当します:

  • 食事の介助(スプーンで食べさせる・飲み込みの確認など)

  • 入浴介助や清拭(体を洗ったり、拭いたりして清潔を保つ)

  • 排泄の介助(トイレまでの誘導や、オムツ交換など)

  • 移動や歩行の補助(車椅子の操作、ベッドからの移動など)

  • 服薬の確認(薬の飲み忘れがないかをチェック)

これらはすべて直接的な接触を伴う介助です。したがって、介護福祉士やヘルパー2級(現在は初任者研修修了者)など、一定の資格を持ったスタッフだけが行えるサービスとなっています。

また、身体介護には利用者の体調や生活リズム、疾患や障害の状況に応じた専門的な判断力や技術が求められるため、とても重要で繊細な仕事でもあります。


■ 生活援助とは?

 

一方で、「生活援助」は日常生活の家事をサポートするサービスです。
要介護者本人が一人で生活を続けていくのが難しい場合、その生活を間接的に支えるために行われます。

たとえば、こんなサポートが生活援助に含まれます:

  • 洗濯(洗濯機の操作、干す・取り込む・たたむなど)

  • 掃除(お部屋の片づけ、掃除機がけ、ゴミ出しなど)

  • 買い物(必要な食材や日用品の買い出し)

  • 調理(食事の準備や温め直し)

  • 薬の受け取り(薬局へ行って処方薬を受け取る)

ただし、生活援助には厳密なルールがあります。
特に大切なのが、「利用者本人のためのサービスであること」。つまり、「家族の洗濯もついでにお願い」や「ついでに孫のごはんも」など、ご家族の分までサービスを広げることはできないという決まりがあります。


■ やさしさとルールの両立

 

「頼まれたことは全部やってあげたい」という気持ちは、介護に関わる者なら誰しもが持つものです。でも、それ以上に大切なのは、「利用者本人の自立を支援する」という介護の本来の目的。

必要な部分はしっかりと手助けしながら、できることはなるべくご自身で行ってもらうようサポートすること。これが、介護職に求められる“やさしさ”と“線引き”のバランスです。

訪問介護の現場では、ご利用者とスタッフが信頼関係を築きながら、ちょうどいい距離感で寄り添うことが何より大切だと私たちは考えています。

次回もお楽しみに!

 

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第2回訪問介護雑学講座

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【シリーズ②】訪問介護の1日の流れをのぞいてみよう!

今回のテーマは、「ホームヘルパーの1日」。
訪問介護って、実際にはどんな1日を送っているの?どんなスケジュールで動いているの?という疑問にお答えします。

皆さんがイメージしやすいように、ある女性ヘルパー(仮名:田中)の1日を例にご紹介していきます!


■ AM7:30 出勤・準備

 

朝は事務所に出勤し、その日の訪問先や利用者の様子、注意点などを確認します。
体調不良の報告や、前日の引き継ぎ事項があれば共有し、スムーズな支援につなげます。

必要な物品(体温計、記録ノート、手袋など)を確認し、いざ出発!


■ AM8:00 1件目訪問:Aさん宅(要介護2)

 

Aさんは80代の女性。
この日は朝の着替え、洗顔、朝食の準備、服薬確認といった一連の「朝の支援」がメインです。

まずは「おはようございます」と笑顔でご挨拶。寝室のカーテンを開けて日差しを入れ、お顔のバイタルチェックを行います。

顔を洗って、着替えを済ませ、朝食の準備へ。
「今日は少しパンが食べたい気分かな」など、ちょっとしたリクエストにもできる限り応えながら、Aさんの“気持ち”を大切にします。

最後に服薬のお手伝いとゴミ出し。
約45分間の訪問でしたが、Aさんとのおしゃべりも欠かせない大切な時間です。


■ AM10:00 2件目訪問:Bさん宅(要介護3)

 

続いて、90代の男性Bさん宅へ。
本日の支援内容は「入浴介助」です。

浴室の準備、温度調整、滑り止めの確認など、安全第一の視点で作業します。

「背中を流すのは、やっぱり誰かにやってもらうと気持ちいいねぇ」
そんな一言が、ヘルパーのやりがいです。

入浴後は水分補給を勧め、服薬の確認、血圧の測定なども行います。


■ PM12:00 昼休憩・移動

 

昼休みは一息つきながら、次の訪問先の確認をしたり、スタッフ同士で近況を話したり。

「Cさん、最近少し足がもたついてきたみたい」
「Dさんの食欲、少し心配ですね」

そんな会話の中に、ケアのヒントがたくさん詰まっています。


■ PM13:30 午後の訪問開始

 

午後は生活援助が中心。

  • Cさん宅:掃除と洗濯のお手伝い

  • Dさん宅:お薬を薬局まで取りに行って、簡単な買い物

  • Eさん宅:冷蔵庫の整理とお食事の準備

それぞれの方に合わせて、支援内容は細やかに変わります。
「今日はお孫さんが来るから、玄関をきれいにしておこうかな」など、“思いやり”の視点も欠かしません。


■ PM16:30 事務所に戻り、記録と報告

 

すべての訪問を終えたら、事務所でサービス記録を作成します。
「体調の変化はあったか」「食事の摂取量は?」など、ケアマネジャーやご家族とも共有できるように記録を残します。


■ PM17:30 業務終了!

 

1日の業務が終わるころには、心地よい疲れと、「今日も誰かの役に立てた」という充実感でいっぱいです。


このように、訪問介護の1日はとても濃密で、そして温かい出会いの連続です。
次回【シリーズ③】では、訪問介護のサービス内容をもっと深掘りして、「身体介護」と「生活援助」の違いや考え方についてご紹介します!

どうぞお楽しみに!

 

以上、第2回訪問介護雑学講座でした!

次回の第3回もお楽しみに!

 

 

 

 

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第1回訪問介護雑学講座

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すっかり春のぽかぽか陽気となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

今月からブログ更新頑張っていきます!

 

 

訪問介護に関する豆知識を毎回少しずつお届けしたいと思います。

 

 

【シリーズ①】訪問介護ってどんなサービス?~はじめての方へ~


このブログでは、私たちが日々取り組んでいる「訪問介護」のサービスについて、シリーズでわかりやすくご紹介していきます。

「訪問介護って名前は聞いたことあるけれど、実際どんな人が、どんなことをしてくれるの?」
「親の介護が必要になってきたけど、何から始めればいいのかわからない…」
そんな方に向けて、やさしく丁寧に、そして少しでも不安を和らげられるような情報をお届けしたいと思います。


■ 訪問介護とは?

 

訪問介護とは、介護が必要な方のご自宅に、介護の専門職(通称ホームヘルパー)が訪問し、日常生活を支援する介護保険サービスの一つです。

「介護保険」という制度の中に位置づけられており、要支援・要介護認定を受けた方が対象となります。

たとえば、こんなサポートがあります:

  • 身体介護:食事の介助、入浴や排泄の介助、着替え、体位変換、服薬確認など、直接身体に関わる支援。

  • 生活援助:掃除、洗濯、調理、買い物代行、薬の受け取りなど、暮らしを維持するための支援。

  • 移動支援・通院介助:通院の付き添いや、車椅子介助など、外出が必要な際のサポート。

ご利用者様の心身の状態、ご家庭の状況に合わせて、訪問する時間帯や頻度、支援の内容はすべて個別にプランニングされます。いわば“オーダーメイドの介護”なんです。


■ 「住み慣れた家で暮らしたい」その想いを支えるのが訪問介護

 

人が人生の終盤を迎えるとき、多くの方がこう願います――
「できるだけ家で、家族に囲まれて、自分らしく過ごしたい」

訪問介護は、そんな気持ちに寄り添うサービスです。

介護施設ではなく、ご本人が安心できる“我が家”で生活を続けていくためには、ご家族の支援だけでは難しいこともあります。
その“足りない部分”をそっと埋めるのが、私たち訪問介護の役目です。

たとえば――
・買い物に行けないから代わりにお願いしたい
・足腰が弱ってきたので、入浴がひとりでは難しい
・お薬を飲み忘れてしまうのを防ぎたい
・ご家族が仕事でいない間、少し見守っていてほしい

そんな時、プロのヘルパーが訪問し、安心とケアをお届けします。


■ ヘルパーはどんな人?どんな資格が必要?

 

「知らない人が家に来るのって、ちょっと不安…」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。

でもご安心ください。当社のホームヘルパーは、全員が国家基準の資格を保有しており、厳しい研修を受けた“介護のプロ”です。

たとえば:

  • 介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)

  • 実務者研修

  • 介護福祉士 など

そして、介護技術だけではなく、人としての思いやりやコミュニケーション力を重視しています。

「おはようございます、今日はお元気そうですね」
「最近、夜はよく眠れていますか?」
そんな何気ない会話も、安心して暮らすための大切なエッセンスです。


■ ご家族と一緒に「チーム」になる

 

訪問介護は、ご利用者様だけでなく、ご家族にとっても大きな支えになります。

ご家族が働いている間に支援を受けられたり、遠方にお住まいのご家族の代わりに様子を見に行くことも可能です。

私たちは「サービス提供者」であると同時に、「ご家族のチームメイト」であると考えています。


次回【シリーズ②】では、「実際にヘルパーはどんな1日を過ごしているの?」という素朴な疑問にお応えして、ある1日のスケジュールをご紹介します!

どうぞお楽しみに!

 

 

 

 

 

以上、第1回訪問介護雑学講座でした!

次回の第2回もお楽しみに!

 

 

 

 

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今後ともよろしくお願い致します。